在庫倉庫のつくり方① カルテ棚の移動
今日は、なんとなく使われてきた倉庫を【在庫倉庫】にする手順をご紹介します。
■なんとなく古いカルテ入れ
■なんとなく掃除道具入れ
■なんとなく使わなくなった物入れ
■なんとなくどこに入れたらいいかわからない物入
このなんとなくが曲者で、仕事中に迷いが生じる原因です。迷いは仕事の天敵。すっきりさせていきましょう。
まずは、倉庫内のカルテ棚を移動させます。院内のあちこちにカルテが配置されているのは、不便です。頻度の高いカルテは受付周り。経年した頻度の低いカルテは倉庫。2ヶ所程度に収められるように検討します。
もともと頻度の低いカルテが収められている窓際。
おもちゃを手に取りやすい受付に移動しました。
空いたスペースに倉庫内のカルテ棚を移動しました。
これで、院内のカルテが受付周りと、窓際の2ヶ所となりました。【在庫倉庫をつくる】など目的を明確にすると、今まで見えていなかった空間の可能性が見えるようになります。人は毎日過ごす場所が当たり前になると、固定概念が邪魔をして、不便なことを不便と感じなくなってしまい、不便なまま場所に合わせて働くようになります。場所に合わせて働くのではなく、働きやすい場所をつくる視点に切り替えましょう。